不労所得で生きる

高配当株式投資の軌跡

第一興商 #7

保有銘柄です。
7458 第一興商
配当利回り 2.61
カラオケ機器最大手。この銘柄は配当狙いではなく純粋に応援している企業です。カラオケは20年以上通ってます。カラオケブーム90年代から通い始めていまでも最低週1回は行ってますね。カラオケオタクです。

コロナ禍で赤字の年でも配当金を出してます。たぶん収益に自信があるからだと思います。カラオケ市場をほぼ独占しています。唯一ライバルのJOYSOUND(未上場)がありますが相手になりません。DAMが圧倒的に強いです。歌唱力を数字化した採点機能を最初に搭載したのはDAMです。カラオケ採点の元祖なのです。
テレビでカラオケ採点番組がたまにやってますが採用している機器はDAM一択です。テレビを視聴した中高校生はDAMで歌いたくなります。カラオケ番組の宣伝効果は抜群です。このようにライバルになるような他社がいないため一定の利益を確実に稼げるのです。そこが第一興商の最大の強みです。

懸念材料は飲食事業です。飲食のビックエコーは他社との競争が激しく苦戦していて赤字を垂れ流してます。ビックエコーは料金が高いです。学生のお小遣いだとフリータイムは厳しいかな。赤字額は縮小傾向です。来期黒字になればいいなと思います。間違っても数年前にカラオケ事業から撤退したシダックスみたいなことにならないよう祈ってます。

 

追記

カラオケ初心者の方へ
個人的な見解ですがDAMJOYSOUNDの中身の比較について述べます。
DAM
アーティストの本人映像が豊富です。本人映像を見ながら歌うのは格別です。最近では本人のライブ映像がありお気に入りのアーティストと一緒に歌うことができます。さらにカラオケ演奏はDAMの方が原曲に近いです。メジャーな日本曲はJOYとさほど変わりませんが外国の洋楽曲を比べると圧倒的にDAMの方がよく出来てます。洋楽のJOYの音は薄くてベラペラです。
JOYSOUND
JOYが優れている点は曲数です。DAMよりも曲数が豊富でアルバム曲のマイナーな曲でも配信されていることがあります。DAMでは歌えない曲を歌いたいときにはJOYで歌えるかもしれません。

あと、個人的にとても重要な事がDAMは持参した自分専用のマイクを使用可能ですがJOYは不可能です。JOYは一応マイクを接続する端子はありますが機器の裏側にあります。裏側はスペースがないところがほとんどなのでマイクケーブルをつなげることができません。一方、DAMはマイク接続端子が機器の前面にあり簡単に接続できます。つまり、DAMは設計上持参したマイクを使うことができるようになっています。私はカラオケで歌うときは自分専用のマイクで歌いたいのでこの点はとても有難いです。

シェアはDAM65%、JOYSOUND35%です。DAMが圧倒しています。DAMがシェアを大きく伸ばしたきっかけは先に書いたカラオケ採点だと思います。歌唱を数値化できるなんて思いませんでした。カラオケ採点はカラオケにとって画期的な発明だと思います。

カラオケと言ったらDAMというイメージが定着してますのでカラオケ店のほうでもお客さんのニーズに合わせてDAMを優先して採用することになります。

カラオケブーム1990年代はDAMJOYSOUND以外にもセガカラセガ)やビーマック(パイオニア)などいろいろありましたが時代ともに淘汰され現在市場に残ったのがDAMJOYSOUNDの2社のみということになりました。