不労所得で生きる

高配当株式投資の軌跡

大暴落は最低年2回来る

日本株は絶好調です。しかし、大暴落は必ず来ます。
日本株を買ってきている海外勢は大半が中短期売買です。利益を確保したらすぐに売り抜けます。

昨年の大暴落の例をみてみる。

3月
米国の銀行破綻から端を発して全世界株安となった。

9月中旬-10月
特に大きな外部要因はなかったが大暴落した。たぶん春頃から買ってきた海外勢が一斉に売り逃げたと思われる。

12月上旬
円高になりバリュー株を中心に大幅下落した。

昨年はざっと3回大きな暴落がありました。暴落した時期を見ると3月決算の配当権利月である3月と9月に暴落してます。配当狙いで個人投資家が買ってくることを見越して海外勢が売り込んできたのだと思います。今年も3月と9月は要注意です。利確する場合は海外勢の動きを先回りして3月上旬や9月上旬に利確すると良いかもしれません。

大暴落が最低2回あると言うことは別の言い方をすれば年2回絶好の買い場が来るということです。上昇局面で買わなくても大暴落の時に仕込むチャンスです。ただ、大暴落時の買いは難易度が高いです。資金的な余裕や大暴落して底打ちを確認する投資判断、心の準備が必要です。勇気をもって買い付けができるか投資家の力量が問われます。中級から上級者の向けの投資方法だと思います。